普段、サーバーにファイルをアップロードするとき、FileZillaなどのツールを使ってファイルをアップロードしていたのですが、
「毎回、手動でアップロードするの面倒だな…」
なんて思っていました。
そこで見つけた便利なプラグインが、VSCodeエディタで使える『SFTP』です。
簡単に言うと、ファイルを保存した瞬間にサーバー側に自動でファイルを保存(同期)してくれるプラグインです。かなりの作業効率化になるのでおすすめです。
まず、VSCode(Visual Studio Code)エディタを使っていることが条件です。
もし、別のエディタを使っている場合でも、似たプラグインは存在するので探してみてください。
VSCodeは以下のリンクからダウンロードできます。
https://code.visualstudio.com/
VSCodeの左側にある拡張機能のボタンをクリックし、『SFTP』と検索すると一番上に出てくるのでインストールします。
コマンドパレットを開き、検索欄に「SFTP」と入力すると、「SFTP:Config」という項目があるのでクリックします。
クリックすると設定ファイルが開きます。
設定ファイルは、デフォルトで以下のようになっています。
{
"protocol": "sftp",
"host": "localhost",
"port": 22,
"username": "username",
"remotePath": "/"
}
サーバーと同期させるために設定ファイルを書き換えます。
最低限、以下があれば大丈夫なので、ドメインやパスなど、必要なところを書き換えてください。
[
{
"name": "XXX.jp", // 設定に対する名前(なんでも良い)
"host": "XXX.jp", //サーバーのアドレスを設定
"protocol": "ftp", //「sftp」で転送するか「ftp」で転送するか
"username": "user", //FTPのログイン名
"password": "pass", //FTPのパスワード
"remotePath": "XXX.jp/test", //保存するサーバーの階層
"uploadOnSave": true //サーバーに自動保存するかどうか
}
]
設定ファイルは、書き間違えると動作しないので、しっかり確認してください。
ポイントは"uploadOnSave": true
です。
この設定がtrueになっていることによって、自動でサーバーに保存されるようになります。
実際に自動で保存されているか、ブラウザを確認してみてください。
成功していたら、あとはガンガン作業していきましょう!
サーバーに自動で保存されるということは、
自動で上書きされるということです。
1人で作業しているプロジェクトなら問題無いですが、
複数人で動くプロジェクトなど、少し慎重に作業しなければいけない場合、自動保存機能はオフにしておいたほうが無難です。
今だとgit管理が当たり前になっているので、取り返しのつかないことになることはほぼ無いとは思いますが、念のため注意してください。
それでは良い作業効率ライフを~。